2013/11/30

"ムスカは、ジブリ作品では珍しい悪役と評されるが、
ラピュタ文字の解読は、現実世界ならノーベル賞ものの偉業だろう。
ラピュタ文字の単語をびっしりメモしたその手帳からは、未知への真剣な情熱、
古代への情熱が感じられる。
かれもまた、子ども時代からずっと、自分の異質性をうすうす感じ、あるいは集
団にとけ込めず、自分のアイデンティティー、源流を求め、さまよいつ づけて
きたのかもしれない。
自分の真のふるさとを発見したとき、かれがそこに命をかけたのはふしぎではな
い。
ムスカ視点で語ると、苦節数百年、幻の王家復興を図ろうとする物語、しかし王
家の内紛に敗れ失意のうちに滅び去る…
ということになり、それはそれで、案外、"日本人好み"になるのかもしれない。"

- 光念白射!
http://www.faireal.net/articles/6/10/#d60128