"
甘草の栽培は日本では300年以上前から行なわれており、江戸時代には山梨県甲
州市〔旧:塩山市〕の甘草屋敷や江戸の小石川御薬園で栽培されてい た。現在
は輸入品の方が安いため、ほぼ100%を中国・旧ソ連・アフガニスタンなどからの
輸入に頼っているが、グリチルリチンの含有量が一定でな く、乱獲による絶滅
が懸念されているため、2008年度から佐賀県玄海町と九州大学の協力により再び
国産栽培が試みられることになった[1]。
2010年10月28日、ゼネコンの鹿島建設は千葉大学、独立行政法人医薬基盤研究所
との共同開発で水耕栽培による大量生産システムの開発に成功 したと発表し
た。肥料の入った水で栽培すると根が太くなりにくいのが課題だったが、この栽
培法では1年から1年半程度にまで短縮を実現した(甘草 は薬草として生育する
までに自然環境下では4年程度かかる)。
2010年12月5日、三菱樹脂が日本国内で初めて本格的な商業生産に着手する事を
発表。数年後には国内需要の全量を賄う規模まで拡大し、中国へ の輸出も検討
するとしている。
2011年の東日本大震災の津波により被災した宮城県岩沼市の農地での甘草栽培が
試みられており、同市の海水が浸水した農地で育てた甘草は浸水し ていない土
地で栽培したものよりも葉・地下茎共に成長が良くなることが報道された(これ
は、甘草が厳しい自然環境下ほどよく育つためという)
"
- カンゾウ属 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/カンゾウ属