2013/10/11

"本書は、前半の仙人術や魔術、忍術などの駄法螺に比べると、後半の柔術を中心とした武術の記述は割合まともだ。

 たとえば柔術必勝法として、

「柔術にて勝ちを取るには、腕を折るか喉を締めるか、睾丸を絞めるか、肋三枚を挫くかなりとす。また眉間を打ち、或いは睾丸を蹴るは肝要の手わざなり。居取なれば膝を掛けることと、立合にては足を掛けること、すべて体をかわすこと、当てを入れることは大なる心得事にて、これらを防ぐことも心得ることなり」

 と、当身の重要性を指摘していることなどには、多いに注目をしたい。

 なお当身の解説などは、急所の名称などから、おそらく天真神真揚流系を参考にしているのではないかと思われる。また遠当てについても、感応・暗示系と投擲物のそれぞれをきちんと説明しているなど、武芸の解説としてきわめて真っ当である。

 というわけで、これから本書を参考に、「人間飛行自在の仙術」の稽古でもするか・・・(爆)。"

- 新・流れ武芸者のつぶやき 『魔法の奥の手 : 神秘鬼没虚術自在』を読む/(武術・武道)
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