“山手線内回りに乗っていたら年齢七十代前半くらいの男性が乗ってきた。顔が七十代なのに全身が妙に若々しく、どうしてだろうと見ていたら服装や仕草が若々しいのだ。
01
だぶっとしたブルゾンを羽織ってカーゴパンツをはき、短めの裾下にソックスと革靴。黒い大きなバッグを右肩に掛け、左手にこうもり傘を持ち、せかせかと歩く姿は白髪の悪童である。
02
空席を探すわけでもなくドア脇に立ち、外を眺めながらビニール包装を破いてジャムパンを食べ始めた。
”
- ジャムパンの男 - 僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
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だぶっとしたブルゾンを羽織ってカーゴパンツをはき、短めの裾下にソックスと革靴。黒い大きなバッグを右肩に掛け、左手にこうもり傘を持ち、せかせかと歩く姿は白髪の悪童である。
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空席を探すわけでもなくドア脇に立ち、外を眺めながらビニール包装を破いてジャムパンを食べ始めた。
”
- ジャムパンの男 - 僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか