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日本人スタッフが国外退避し、大使館業務を停止した後、
14人のイラク人スタッフが情報収集や警備を続けていた。
しかし、市街戦などが相次ぎ、バグダッド陥落の前後は、
現地スタッフさえ出勤できなくなっていた。
大使館は、空爆による大きな被害は受けなかったが、多くの盗賊たちに狙われた。
「裕福な日本の大使館なら、宝物があると誰でも思うさ」と、イラク人の警備担当者は話す。
そんな中で、大使館を守ったのは、
向かいに住む元公務員モナサル・アルオブーディさん(45)の一家だ。
バグダッドが陥落した翌日の今月10日、一家6人は協力して、
大使館内に掲げられていた日の丸を下ろし、看板をはずした。
外交官ナンバーの乗用車は自宅の庭に隠した。
281 :2/2 :sage :2007/09/08(土) 13:23:05 (p)ID:ye9XEbTn(2)
「日本大使館だと分かれば、盗賊たちに狙われると思ったから、自主的にやったんだ。
国旗はどの国の国民にとっても1番大切なものだろう?
燃えたり奪われたりしたら、みんなが悲しむと思って」。
モナサルさんはそう話し、ほこりと油煙ですすけた日の丸を大事そうに広げてみせた。
盗賊たちは、何度も姿を見せたという。
そのたびにモナサルさんと長男のハイダルさん(22)は、
カラシニコフ小銃を携えて自宅2階に駆け上がり、戦った。
「撃ち返されたこともあったが、大使館を守るために必死だった」とモナサルさんは振り返る。
大使館からはパソコン4台とエアコン1台が奪われてしまったが、
「あの混乱の中、これだけの被害で済んだのは彼らのおかげだ」と、
イラク人の大使館スタッフは称賛する。
モナサルさんは、「私は15年間もここに住んでいる。大使館は大切な隣人。
隣人を守るのはイラク人の務めだ」と誇らしげに語り、
「我が家は日本人が大好きなんだ。みんなやさしいからね」とほほえんだ。
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