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“これまで縄文時代については、毛皮をまとったほとんど裸の人が、裸足で弓矢や石器を使って獣を追って駆け回っているイメージが強いのですが、これは徹底的に消してしまわないといけないと思います。
 たとえば衣類にしても、藤や葛など木の繊維を使った織物がありますし、木の実を入れる編み物の袋も作られています。靴も履いている。また道具も、弓矢や石器だけではなくて、木器もかなり高度なものが作られています。”
 
- 日本の歴史をよみなおす(全) (ちくま学芸文庫) / 網野善彦