“○ハタと気がつきました。日本の食品業界が仕掛けた大イベント、「バレンタインデー」(チョコレート業界)と「恵方巻き」(海苔業界)は、いずれも2月
なのであります。「ニッパチ」と呼ばれ、そうでなくても売り上げが落ちる2月に、この2つの大型イベントが用意されている。うむ、何という悪辣で用意周到
なたくらみであろうか。
○なおかつ、この2つのイベントはどんどん自己増殖を続けている。バレンタインデーは「友チョコ」などという副産物を生み、さらには「3倍返しのホワイト
デー」というブーメランまで用意している。若者たちに「ご贈答文化」を浸透させるうえで、バレンタインデーが果たした役割は大きかったのではないかと思
う。さらに恵方巻きは、当初は海苔巻きであったものが、しまいには「何でもアリ」になりつつある。まあ、この先少しは淘汰されるんだろうと思いますけれど
も。
○年末年始に消費者がお金を使った後の2月に、新たな消費を誘発する仕掛けが用意してある。ほっときゃ海苔もチョコレートも食べませんわなあ。この調子で「成長戦略」を考えている食品業界は、少なくないものと拝察いたしまする。”
- かんべえの不規則発言