こちらはなんでもできちゃう執事のセバスチャンが一歩下がって主人を立てるときに必ず口にする台詞なんだが、自身の正体が実は悪魔であるということを公言しているというダブルミーニングな台詞でもある。
ではこのダブルミーニング、黒執事の舞台であるエゲレスの公用語ではどない表現するんかと思って検索してみたところ
I am simply one hell of a butler.
という訳文に行き当たった。
ちょっと聞き慣れない
one hell of
は
もの凄い、注目に値する
という意味の慣用句らしい。
件 の訳文は慣用句に従い翻訳すれば”simply one hell of”で「超すごい、でもただ単なる」という「あくまで」という言葉のニュアンスを十分に伝えながら、慣用表現を無視して字義通りに翻訳すれば「地獄の一 員=悪魔」であるということも伝わる仕様になっている。
原文のダブルミーニングを生かし切った見事な名訳であると感じ入った次第である。
参考:Studying English from Japanimation (Black Butler) Part 2”
- 私の子供を守るのは、武器を持たないあなたの手 黒執事の「私はあくまで執事ですから」英訳するとどーなるの?