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“ソニーこそ、社名変更でこだわりを捨てた元祖と言えるだろう。ソニーが、社名を前身の「東京通信工業」から変更した時、「例えば『ソニー電子工業』『ソ ニー電機』のように、工業とか電機という言葉を社名に残せないか」という意見もあったという。しかし「断固、『ソニー株式会社』でいくべきだ」と創業者・ 盛田昭夫氏は譲らなかった。社名に電機という言葉を入れるのには猛反対であったというのである。そこには、世界に羽ばたこうという確固とした意志があっ た。SONYの四文字に込められた夢や熱意があった。グローバルに発展することこそ、ソニーにとってすべてであって、そのためには「電機」にはこだわらな いという意思表示をすでにおこなっていたのである。そのDNAが流れている限り、何をやろうと、何をやるまいと、ソニーはソニーである。”

- ストラテジーレポート(2014年2月14日 It’s a Sony 傷ついたブランド)/マネックス証券