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論文によれば、当時存在した先行人類のホモ・ルドルフエンシス(ケニアにあるルドルフ湖(現在の名称はトゥルカナ湖)という湖にちなんでこの名が
つけられた)とホモ・ハビリス(ラテン語で“器用な人”)は、頭蓋骨、歯、顎の形状がホモ・エレクトスと共通しているという。このことは、複数種の先行人
類のあいだに“人類”固有の特徴が不意に出現したことを示唆している。
また論文では、南アフリカ共和国で発見されたアウストラロピテクス・セディバ(セディバ猿人)についても触れている(ナショナル
ジオグラフィック協会の探検家リー・バーガー(Lee
Berger)が発見)。アウストラロピテクス・セディバは約198万年前に存在した二足歩行種で、サルのような腕と小さな脳を持つ一方で、小さな歯と
いった人類固有の特徴も兼ね備えている。
このような発見は、より大きな脳と、小さな歯、完全二足歩行といった人類固有の特徴の進化が250万~150万年前に多くの初期人類種のあいだで前進と後退を繰り返しながら進んだことを示すものだ、と論文は述べている。
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