859

 “夫に「お前といるとストレスがたまるだけだから一ヶ月以内に出て行って
くれ」…と言われたので、はい、出ていきますよ… という感じで着々と
引越し作業を進めて、派遣で働きながら、新しい賃貸アパートも契約し、
こちらの親の署名の入った離婚届けを用意して渡すと、途端に夫の顔色が
変わった。
「やり直せないか…」「家を出てしまったら終わりになる」「二人の思い
出を全部捨てることになる」…などと言いながら、この手首を掴んで引き
止めてきたのだ。
そのまま、あっという間に腕の中に捕らえられて、「ここにいてほしい…
」と強く抱きしめられていた(そんなドラマみたいな展開があるのも、男
と女… きっと24時間、世界中の至るところで起きている…)。
いや、もう無理だよ(引っ越しの手続き全部済んでいるし…)、と答えると
、「無理なんかじゃない、自分がナントカするから!」と言いながら、私
の携帯電話を強引に奪いとり、不動産屋やNTT光回線に断りの電話を入れ
ようとするので、私は必死に夫の暴走(?)を止めた(ドタバタと家の中で
追いかけっこをしている状態に…)。
普段は温厚な夫がまるで別人のように豹変しているので、私の頭の中で警
告をうながすサイレンが鳴り始めた。まずい… このままではこの家を(
ヘタこくと一生…?) 出られなくなる…


- バツイチにはなれず、ただの別居になりました…… (離婚届けを渡した時の相手の反応) - heartbreaking.