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“終わらない日常による生の倦怠と死の渇望を殴り書きする実存SFなど一顧だにせず最終的にはいつもの直線勝負に持ち込んで、トム・クルーズを座長に今年 のスーパー歌舞伎も見得とケレンが百花繚乱なのであった。だっていいじゃないかそれで、というかそれのどこが悪いのか、ラストでみせる笑顔の大見得に、か つてローレンス・オリヴィエがケーリー・グラントを評した「映画が始まってすぐに、この人のようになりたいと思わせることが出来る唯一の俳優」という言葉 が頭に浮かんだりもしたのである。”
 
- オール・ユー・ニード・イズ・キル/トムが走れば大丈夫: 傷んだ物体/Damaged Goods