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町にゴミ箱がないのに、道にゴミが落ちていないのが不思議だとも言っていた。しかし、ゴミが落ちていないのは道だけでなく、電車の中もそうだ。
新幹線に乗ると、その清潔さには、私も毎回感動する。空のペットボトル一つさえ、置きっぱなしで下車する客はいない。終点に辿り着いた新幹線の清掃風景は、見る価値がある。ゴミが取り除かれたり、座席やトイレがきれいにされたりするだけではなく、瞬時のうちに、背もたれのカバーはすべて取り替えられ、テーブルはすべて拭かれ、そして、全席が進行方向にぐるりとひっくり返され、十分後には始発電車として待機している。
上野と成田空港を結ぶ京成電鉄のスカイライナーは、もっと凄い。清掃後、外で乗車を待っている人たちの眼前で、全席が自動的に動いて、方向が変わる。見ているドイツ人(外国人)の目が皿になる一瞬だ。
いずれにしても、これらを初めて見る外国人は、天地がひっくり返るほどの衝撃を受ける。そういえば、次女も口をあんぐりあけて見入っていたし、去年、三女は感動のあまり、一部始終をケータイで撮影した。清潔な車内空間は、こうして作りあげられる。これは、立派なノウハウだ。
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