1154


“われらのうちを
  二人の盗賊がはしるとき
  二人の間隙を
  一人の盗賊がはしる
  われらのうちを
  ふたつの空洞がはしるとき
  ふたつの間隙を
  さらにひとつの空洞がはしる
  われらと暴動におもむくのは
  その最後の盗賊と
  その最後の空洞である”


-ついに語り得ぬものを語る試みとしての詩ー石原吉郎「馬と暴動」 アカバナー通信/ウェブリブログ
馬と暴動 石原吉郎(詩集『サンチョ・パンサの帰郷』所収)