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1990年代からAVは爛熟を極める。一夜に数千万円を散財していた村西は、50億円という絶望的負債を抱えながら一児の良きパパに収まっていた。元ヤクザの代々木忠監督は“性の伝道者”としてカリスマ的存在に。
テリー伊藤の呼びかけで参集したテレビ、CM、AV界の人材は、次々に新機軸のビデオ作品を送り出す。中には青春ドラマを出演者全員が素っ裸で演じる「飛び出せ!全裸学園」といった爆発的ヒットも。
本書の白眉は、テレビ出身の高橋がなりがぶち上げた超ド級の大バカ企画のロケシーンだろう。サファリパークの原野で高さ20メートルにつり上げた透明アクリルボード上で男女が絡む。空撮ヘリの爆音の中、男優がバンジージャンプで落下し、地面に仕掛けた爆薬がドーン! ばかばかしさを通り越して、やっぱりばかばかしい。
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- 『新・AV時代』本橋信宏著 すごい、くだらない、アダルト界のくせ者たち - エンタメ - 47NEWS(よんななニュース)